4AD

ブレンダン・ベリーと“レフト・フィールドの歌姫”リサ・ジェラルドを中心に、80年オーストラリア・メルボルンにて結成(初期においてはバンド・スタイルだったが、のちにデュオに変更)され、のちにコクトー・ツインズとともに4ADレーベルの看板バンドとなった美しい旋律がトレードマークの伝説のバンド。83年にはロンドンで4ADと契約を交わし、1stアルバム『エデンの東』を発表。その後の並外れた美しさを放つアルバムを8枚発表。リサ・ジェラルドの「異次元」的な声、そしてペリーの滑らかなトーンが印象的なこれらの作品はワールド音楽の要素、中世のメロディ、フォークのバラード、バロック・スタイル、ケルトの歌、エレクトロニカ・サウンドやサンプルまでを自由自在にフィーチャーし、音楽地図において「デッド・カン・ダンス」というジャンルを確立した。

8枚のオリジナル・アルバムと1枚のEPを残し98年に解散。デッド・カン・ダンスは90年代、2000年代のエレクトロニカやアンビエント音楽に絶大な影響力を及ぼし、彼らの音楽は今もネオクラシック、ロックやクラブ・ミュージックDJのファンを魅了し続けている。