

80年代半ばのイギリスを席巻したポジティヴ・パンク/ゴシック・ロック・バンド。シスターズ・オブ・マーシー、カルト等と並ぶ人気を持ち、ホラー映画にも曲が使われた。
1984年にハートフォードシャーで、ヴォーカルのカール・マッコイ、ギターのポール・ライト、ドラムスのノッドらによって結成されEP「Burning The Fields」でデビューを飾る。当時のロンドンではシスターズ・オブ・マーシー、サザン・デス・カルト(のちにザ・カルト)、ミッションらが牽引したポジティヴ・パンク/ゴシック・ロックなどと括られるダークでヘヴィなサウンドがアンダーグラウンド・シーンを中心に人気を集め、彼らもまたそうしたシーンで注目され、評判となっていった。とくに85年にシスターズ・オブ・マーシーが解散したため、その後継者的な存在として期待されたのがこのフィールズ・オブ・ザ・ネフィリムであり、デビュー・アルバムの『ドーンレイザー』の評価は高く、インディ・シーンを突き抜ける人気バンドとなっていった。
その人気ぶりを証明したのがセカンド・アルバム『ネフィリム』で、ナショナル・チャートの12位にまで上がるヒットとなる。重く神秘性を持ったサウンドとヘヴィなヴォーカルが絡み合って作り上げる独自の世界は音楽シーン以外の人々からも注目を集めるようになり、とくにホラー映画の『デモンズ2』では楽曲が使われたりもした。90年代になるとメンバー交代のせいもあって活動が低下していき解散状態となるが、ベスト盤やライヴ盤などがコンスタントに出されて人気ぶりを示してもいて、2006年には新作の『Mourning Sun』を発表し再び意欲的な活動姿勢を見せている。

