

伝説的なマンチェスター・サウンドのニュアンスを持った楽曲、サウンドによって日本でも根強い人気を誇るグループが94年に放った代表作のひとつ。
グループが結成されたのは1988年バーミンガムのことだったが、デビュー直後からストーン・ローゼズ、ハッピー・マンデーズなどの活躍で話題となったマンチェスター・ブームの中で注目を集めるようになる。インディで活動を開始後、すぐにベガーズ・バンケット傘下のシチュエイション・トゥー・レーベルから『サムフレンドリー』を発表し、これがインディ・チャートはもちろんのこと全英チャートでもトップとなり、いちやく人気バンドとなった。
さらにこのアルバムはアメリカのCMJチャートでも1位を獲得し、期待の新人として注目を浴び続けるものの、しばらくしてマンチェスター・ブームの終焉、メンバー交代、逮捕時件などもあって90年代前半は活動が難しい時期が続く。しかしかつてのような大ブレイクはなかったもののコンスタントに良作をリリースして高い人気を維持し、94年にはこの『アップ・トゥ・アワ・ヒップス』を全英8位にランクインさせるなど、安定した活動を続けている。1997年にはメンバーが事故で亡くなる不幸に見舞われもしながら5枚目のアルバム『テリング・ストーリーズ』を全英ナンバー・ワンにしている。
その後もペースを落とすことなく活動を続け、マンチェスター・ブーム以降のイギリスを代表するバンドの一つという地位を確立。日本にもたびたび来日し、近年は夏のフェスティヴァルなどにも参加している。
なおアメリカでは60年代のガレージ・サイケの名グループ、シャーラタンズと区別するためにTHE CHARLATANS UKと呼ばれる。

