

ブリティッシュ・エレクトロ・ポップ・シーンをリードしたゲイリー・ニューマンの原点となったのがこのグループだ。
80年代"ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴ"シーンをリードしたゲイリー・ニューマンの原点となったグループがチューブウェイ・アーミーである。ロンドンのハマースミスで生まれたゲイリーはポール・ガーディナー、ニューマンの伯父のジェス・リディヤードらとともにこのチューブウェイ・アーミーを結成し、パンクとクラフトワークの融合した世界を目指した音楽性で活動を開始する。
エレクトロニクス器材が大きく進化を遂げた時代でもあり、彼らが作ったデモ・テープがすぐにベガーズ・バンケットに認められ契約が結ばれ78年に「That's Too Bad」でデビューを飾る。さらにこのアルバム『チューブウェイ・アーミー』をリリースして新しい音楽好きのファンから注目を集め、つづくセカンド・アルバム『レプリカス』が全英チャートで大ヒットとなり人気を決定づけた。そしてゲイリー・ニューマンの名義で発表した『プレジャー・プリンシプル』も大ヒットしてカリスマ的な人気を獲得したのだった。
当時はOMDやヒューマン・リーグといったエレクトロニクス・サウンドを前面に出したグループたちが大人気でもあったが、中でもレプリカントを連想させるゲイリーのキャラクターはそうしたブームの象徴的な存在となっていた。チューブウェイ・アーミーは、そんな彼の原点となったグループであり、素朴なアイデアとエレクトロニクス・サウンドが今となればあの時代の雰囲気をみごとに伝えてくれている。
※ボーナストラック
リビング・オーナメンツ'78 ライブ・アット・ザ・ロキシー


